細菌検査

細菌検査では、感染症（肺炎、膀胱炎、食中毒、敗血症等）の疑いのある検体（喀痰、尿、便、血液等）から、その原因となっている細菌を明らかにし、どの薬（抗菌薬）が効くのかを調べています。（薬剤感受性試験といいます。）検査は、検体提出から報告までに通常3日から１週間程度かかります。
これとは別に、簡単な操作で短時間に細菌やウイルスなどを検出する事ができる迅速検査も行っています。当院では、ロタウイルス、A群溶連菌、CD毒素、ノロウイルスに加え、海外渡航者に多いジカ熱、デング熱の迅速検査にも対応しています。

BTB培地に形成した
大腸菌のコロニー（菌の塊）

顕微鏡で見たブドウ球菌（グラム染色）

顕微鏡で見た抗酸菌（チールネルゼン染色）

BDバクテックFX
（血液培養自動機器）