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診療科・部門

健診業務


市民の健康を守り、安心な暮らしをみなさまにお届けするために、がんの早期発見を目的に、胃がん・肺がん・乳がんの健診事業に参加しております。がん健診の目的は「がんを早期発見し、適切な治療をおこなうことで、がんによる死亡率を減少させること」です。健診の意味を正しく理解し、定期的に、そして結果が出るまできちんと健診を受けましょう。

大切な命、自分の健康は自分で管理

胸部レントゲン検査

胸部レントゲン検査では、胸部にX線を照射して、肺・心臓・両肺の間にある縦隔などの器官の異常を調べます。肺結核・肺炎などの肺の炎症、肺がん等の発見を主目的とします。
 X線は放射線の一種ですが、一回の被ばく量はきわめて低く、極端な回数を重ねない限り人体への悪影響とは考えられません。
ただし妊娠中、または妊娠の可能性がある人は、申し出てください。

胃がん健診

胃がんの一次健診では、一般的に「胃X線検査」、「胃内視鏡検査」、「ペプシノゲン検査」、「ヘリコバクターピロリ抗体検査」などが行われています。しかし、「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン」(2014年度版)で、「対象とする集団の胃がんによる死亡率を減少させる」という胃がん健診の目的に合致すると科学的に証明され、「効果あり」と判定されたのは「胃X線検査」「胃内視鏡検査」です。無症状のうちに健診を受診した人では、早期の胃がんが発見される可能性が高く、その段階で治療すれば、ほぼ治癒が可能です。
胃X線撮影は、社団法人日本消化器がん検診学会でコンセンサスが得られた撮影法に準じて撮影しています。基本的に撮影体位ごとに体位変換(回転変換、左右交互変換)があり多少大変な検査です。撮影している診療放射線技師は、NPO法人日本消化器がん検診精度管理評価機構による資格認定を取得し、胃X線検査の質の向上を目指しています。

胃健診装置(AVANT)

集団健診巡回バス

胃2重造影(正面像)

乳がん健診

乳がんで亡くなる女性は2016年には1万4000人を超え、35年前と比べて3倍以上にもなっています。様々な理由がありますが、食生活など環境の変化によるものが大きいです。
生涯に乳がんを患う日本人女性は、現在9人に1人と言われ、身近な病気となりました。
乳がんは早期発見により適切な治療が行われれば、良好な経過が期待できます。しこりなど自覚症状がある場合は速やかに受診することを勧めますが、無症状の場合でも、乳がん健診により乳がんが見つかることがあります。
当院の乳房撮影(マンモグラフィ)は、NPO法人 日本乳がん検診精度管理中央機構(精中機構)の技術認定を取得した女性技師が対応しております。あわせて、精度の高いマンモグラフィ検診に必要とされる基準を、すべて満たしていると取得できる「マンモグラフィ検診施設認定」も受けております。
2018年9月に乳房撮影装置を更新しました。これにより従来よりも低い線量で画質の良い画像を提供できるようになりました。

※乳房を圧迫して撮影するので、押さえ方など受診される方に合わせて加減し、できるだけ痛みの少ない検査を心がけています。

FUJIFILM
AMULET Innovality

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