CT検査
CT検査の特徴
1. CTとは
CTとはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略です。X線を人体に360°回転させながら照射することで、人体を輪切りにしたような画像を作成します。
当院では2台のCT装置を使用し、検査を行っています。
当院では2台のCT装置を使用し、検査を行っています。
- Revolution CT:256列装置(GE社製)2015年導入…2017年バージョンアップ Dual-Energy対応
- LightSpeed VCT FREEDOM:64列装置(GE社製)2008年導入
Revolution CT:256列装置
LightSpeed VCT FREEDOM:64列装置
2. 検査を受けられる際のお願いと注意事項
2-1:CT検査を受けられる皆様へのお願い
CTは撮影する範囲に金属を身に付けていると、正確な検査が出来ない恐れがあります。検査の内容に応じて、取り外し可能な金属類は外していただく場合、もしくは着替えをしていただくようお願いする場合があります。
着替え困難な場合は、そのまま検査することもできますので金属のない服装でお越しください。また、造影検査では薬剤や血液により服が汚れてしまうおそれがあります。あらかじめご了承ください。
【例】
CTは撮影する範囲に金属を身に付けていると、正確な検査が出来ない恐れがあります。検査の内容に応じて、取り外し可能な金属類は外していただく場合、もしくは着替えをしていただくようお願いする場合があります。
着替え困難な場合は、そのまま検査することもできますので金属のない服装でお越しください。また、造影検査では薬剤や血液により服が汚れてしまうおそれがあります。あらかじめご了承ください。
【例】
- アクセサリー(ピアス、ネックレス、ヘアピン)
- 衣類についている金属(ベルト、ファスナー、ホック)
- 財布、携帯電話、補聴器、使い捨てカイロ、エレキバン
- ウィッグ(かつら)、入れ歯
2-2:造影検査を受けられる皆様へのお願い
CTには静脈注射から、造影剤を体内に入れて検査を行う場合があります。この検査をCTの造影検査と言います。造影検査を受けられる際は以下の注意点がございます。
【検査当日の食事制限について】
【問診票、同意書について】
造影剤を使用する際、副作用が発生し、気分が悪くなる方がまれにいらっしゃいます。
副作用のリスクについて、検査前に把握し、安全に検査を実施するために事前に、問診票、同意書の作成を行います。スタッフの質問にご協力ください。
普段飲んでいるお薬がある場合には、受診されている診療科にて服用の仕方をお問い合わせください。
CTには静脈注射から、造影剤を体内に入れて検査を行う場合があります。この検査をCTの造影検査と言います。造影検査を受けられる際は以下の注意点がございます。
【検査当日の食事制限について】
- 午前中に造影検査を受ける場合:朝食をとらないようお願いします。
- 午後中に造影検査を受ける場合:昼食をとらないようお願いします。
【問診票、同意書について】
造影剤を使用する際、副作用が発生し、気分が悪くなる方がまれにいらっしゃいます。
副作用のリスクについて、検査前に把握し、安全に検査を実施するために事前に、問診票、同意書の作成を行います。スタッフの質問にご協力ください。
普段飲んでいるお薬がある場合には、受診されている診療科にて服用の仕方をお問い合わせください。
2-3:検査を受けられる女性へのお願い
- 妊娠している、又は妊娠の可能性がある方は検査の前にスタッフにお知らせください。
- 検査室内にて、CT担当スタッフが妊娠の可能性の有無について質問させていただく場合があります。ご理解ご協力をお願いいたします。
3. 検査に関するご希望、お問い合わせについて
検査予定日の変更は、各診療科窓口にて承っております。ご都合により、検査予約時間に間に合わない場合、来院できなくなった場合、その他検査内容に関するお問い合わせはCT室にお問い合わせください。
浜松医療センター 代表電話:053-453-7111
浜松医療センター 代表電話:053-453-7111
4. 放射線被ばくについて
当院では検査の際にCT-AEC(CT検査でのX線量自動調整機構)やIR(逐次近似応用再構成法:少ない放射線量でも画質を維持するための機構)などの放射線被ばく低減技術を使用し、放射線の最適化を行っています。
当院でCT撮影する際の放射線量は、すべての部位で診断参考レベル(DRLs2015)を下回る数値で検査を行っております。
当院でCT撮影する際の放射線量は、すべての部位で診断参考レベル(DRLs2015)を下回る数値で検査を行っております。
5. Revolution CTについて
2015年3月16日より当院ではGEヘルスケア社製の最新型CT“Revolution CT”が稼動を始めました。
このCTの主な特長は
となっています。 1回転で16cmの範囲の撮影が可能とは、下図のように1度に撮影できる範囲が従来の4倍となっており、16cmで収まる部位、例えば頭部全体や心臓を1回転で撮影することが可能です。また、全身などの広範囲をより高速に撮影することもできます。
このCTの主な特長は
- 1回転で16cmの範囲の撮影が可能
- 心臓を0.28秒で撮影
- 最新技術によるさらなる放射線低被ばく
となっています。 1回転で16cmの範囲の撮影が可能とは、下図のように1度に撮影できる範囲が従来の4倍となっており、16cmで収まる部位、例えば頭部全体や心臓を1回転で撮影することが可能です。また、全身などの広範囲をより高速に撮影することもできます。
従来型 CT装置 4cm
Revolution CT 16cm
心臓を0.28秒で撮影とは
心臓も最短で0.28秒での撮影が可能になりました。よって従来型CTでは難しかった心拍数が高かったり、不整脈のあったりする患者さんの撮影が容易、かつ高画質でのご提供が可能となりました。撮影時間が短縮することで、患者さんの息止め時間も短くなり、患者さんにとってより優しい検査となります。さらに、X線被ばくも大幅に低減することが可能で、従来型CTと比べ約1/5の線量で撮影しております。
最新型CT “Revolution CT”は現在のCT検査に求められている「高分解能」「高速化」「広範囲を一度に」「低被ばく化」という高い要求を満たす新世代CTです。
心臓も最短で0.28秒での撮影が可能になりました。よって従来型CTでは難しかった心拍数が高かったり、不整脈のあったりする患者さんの撮影が容易、かつ高画質でのご提供が可能となりました。撮影時間が短縮することで、患者さんの息止め時間も短くなり、患者さんにとってより優しい検査となります。さらに、X線被ばくも大幅に低減することが可能で、従来型CTと比べ約1/5の線量で撮影しております。
最新型CT “Revolution CT”は現在のCT検査に求められている「高分解能」「高速化」「広範囲を一度に」「低被ばく化」という高い要求を満たす新世代CTです。