血液内科
診療科の特徴
血液内科部長 兼
がんゲノム診療センター副センター長
内藤 健助
血液は、酸素を運搬する赤血球、外からの細菌やウイルスと戦う白血球、血を止める血小板や凝固因子などから成っています。これらは生きていくために必須なものです。その数が減り、機能が低下すると危険な状態（命にかかわる状態）になります。
血液内科ではこのような重要な役割を担う血液の病気を治療しています。血液内科が担当する病気には、白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの腫瘍性疾患と、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、血友病などの非腫瘍性疾患があります。造血器腫瘍診療ガイドラインなどに準じ、最新の治療プロトコールで治療を行っています。
血液内科ではこのような重要な役割を担う血液の病気を治療しています。血液内科が担当する病気には、白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの腫瘍性疾患と、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、血友病などの非腫瘍性疾患があります。造血器腫瘍診療ガイドラインなどに準じ、最新の治療プロトコールで治療を行っています。
悪性リンパ腫の検査では、ポジトロン断層撮影（PET）を行っています。PETは静岡県で最初に導入されました。小さなリンパ腫病巣を描出することができ、正確な病期診断および治療効果判定が可能となっています。
当科では、1990年に骨髄移植を開始しました。その後、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植を導入しています。日本造血細胞移植学会より移植施設として認定されています。難治性の白血病、悪性リンパ腫などの患者さんに対し、毎年10～15例ほどの同種造血幹細胞移植を行っています。移植予定の患者さんについては、浜松医科大学の血液内科グループと定期的にカンファレンスを行い、移植前処置、GVHD予防法などを決めています。
また、名古屋BMTグループ（NBMTG）のメンバーです。
静岡県血友病ネットワークに参加しています。静岡県立こども病院で治療されてきた血友病の患者さん（成人）を引き受けています。また、血友病診療 地域中核病院として認定されています。
それぞれの患者さんに最も適した治療法を選択し、最善の治療が行えるように日々研鑽努力しています。
当科では、1990年に骨髄移植を開始しました。その後、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植を導入しています。日本造血細胞移植学会より移植施設として認定されています。難治性の白血病、悪性リンパ腫などの患者さんに対し、毎年10～15例ほどの同種造血幹細胞移植を行っています。移植予定の患者さんについては、浜松医科大学の血液内科グループと定期的にカンファレンスを行い、移植前処置、GVHD予防法などを決めています。
また、名古屋BMTグループ（NBMTG）のメンバーです。
静岡県血友病ネットワークに参加しています。静岡県立こども病院で治療されてきた血友病の患者さん（成人）を引き受けています。また、血友病診療 地域中核病院として認定されています。
それぞれの患者さんに最も適した治療法を選択し、最善の治療が行えるように日々研鑽努力しています。
対象疾患
急性骨髄性白血病
骨髄異形成症候群
慢性骨髄性白血病
慢性骨髄増殖性疾患（真性多血症、本態性血小板血症、骨髄線維症）
好酸球増多症
急性リンパ性白血病
骨髄異形成症候群
慢性骨髄性白血病
慢性骨髄増殖性疾患（真性多血症、本態性血小板血症、骨髄線維症）
好酸球増多症
急性リンパ性白血病
慢性リンパ性白血病
悪性リンパ腫（ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫）
キャッスルマン病
多発性骨髄腫（MGUS含む）
アミロイドーシス
悪性リンパ腫（ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫）
キャッスルマン病
多発性骨髄腫（MGUS含む）
アミロイドーシス
再生不良性貧血
溶血性貧血
赤芽球癆
発作性夜間血色素尿症
特発性血小板減少性紫斑病
血友病（先天性、後天性）
溶血性貧血
赤芽球癆
発作性夜間血色素尿症
特発性血小板減少性紫斑病
血友病（先天性、後天性）
造血幹細胞移植について
医師紹介
内藤 健助（ないとう けんすけ）
科部長 兼 がんゲノム診療センター副センター長
| 専門分野 |
|---|
| 造血器腫瘍一般 造血幹細胞移植療法 |
| 資格等 |
|
| 略歴 |
| 卒業大学名：金沢大学 免許取得年：平成5年 |
重野 一幸（しげの かずゆき）
臨床研修管理センター長 兼 臨床研修管理室長 兼 化学療法科部長 兼 血液内科医長 兼 総合診療内科医長
| 専門分野 |
|---|
| 血液内科 造血器腫瘍に対する化学療法 |
| 資格等 |
|
| 略歴 |
| 卒業大学名：浜松医科大学 免許取得年：平成6年 |
伊東 侑治郎（いとう ゆうじろう）
副医長
| 専門分野 |
|---|
| - |
| 資格等 |
|
| 略歴 |
| 卒業大学名：京都府立医科大学 免許取得年：平成28年 |
髙塚 生吹（たかつか いぶき）
医師
| 専門分野 |
|---|
| 造血器腫瘍一般 |
| 資格等 |
| - |
| 略歴 |
| 卒業大学名：浜松医科大学 免許取得年：平成31年 |
墨岡 彩人（すみおか あやと）
医師
| 専門分野 |
|---|
| - |
| 資格等 |
| 略歴 |
| 卒業大学名：浜松医科大学 免許取得年：令和2年 |
週間予定
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 外来 (伊東) 病棟 |
外来 (内藤・重野) 病棟 |
外来 (高塚) 病棟 |
外来 (内藤・墨岡) 病棟 |
外来 (重野) 病棟 |
| 昼 | 多職種カンファレンス | ||||
| 午後 | 外来 (伊東) 病棟 |
外来 (内藤・重野) 病棟 |
外来 (高塚) 病棟 |
外来 (内藤・墨岡) 病棟 |
外来 (重野) 病棟 |
| 夕 | カンファレンス | 顕鏡会 | 血液内科カンファレンス |
実績
入院実績（再入院含む）
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | |
|---|---|---|---|
| 悪性リンパ腫 | 269 | 310 | 292 |
| 白血病（急性・慢性） | 176 | 140 | 163 |
| 多発性骨髄腫 | 59 | 47 | 58 |
| 骨髄異形成症候群 | 28 | 37 | 16 |
| 特発性血小板減少性紫斑病 | 21 | 26 | 16 |
造血幹細胞移植
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | |
|---|---|---|---|
| 同種骨髄移植 | 4 | 2 | 5 |
| 同種末梢血幹細胞移植 | 3 | 6 | 3 |
| 臍帯血移植 | 5 | 2 | 3 |
| 自己末梢血幹細胞移植 | 5 | 3 | 4 |
施設認定
日本血液学会 専門研修教育施設
日本造血細胞移植学会 移植施設認定
日本輸血細胞治療学会 輸血機能評価認定施設（I＆A制度認定施設）
日本血栓止血学会 血友病診療 地域中核病院
日本造血細胞移植学会 移植施設認定
日本輸血細胞治療学会 輸血機能評価認定施設（I＆A制度認定施設）
日本血栓止血学会 血友病診療 地域中核病院
