内視鏡科
診療科の特徴
内視鏡科部長 兼 第2消化器内科部長
影山 富士人
内視鏡機器の進歩で病気の診断と治療での内視鏡技術は日進月歩で進んでいます。病気は正確な診断と早期の発見で内視鏡を用いて一部治癒できる時代へと変わってきています。当院の内視鏡科では食道・胃・十二指腸・大腸や胆嚢・胆管・膵臓などの病気を診断し各種の治療を行っております。また呼吸器領域についても肺の病気を中心に診断とよりよい治療をめざしています。
消化器内科・消化器外科および呼吸器内科・呼吸器外科医が中心となり日々診療を行っています。
当科では、最新の高画素電子内視鏡システムと電子ファイリングシステムを備えております。電子内視鏡および超音波内視鏡検査はもとより特殊検査としては拡大電子内視鏡・特殊光内視鏡(NBI)での診断が可能となっています。最新の経鼻内視鏡システムやカプセル内視鏡を導入し安楽な内視鏡検査に努めております。カプセル内視鏡は今まで観察困難であった小腸をカプセル内視鏡を飲み込むことで、苦痛なく観察できる検査です。2015年度は大腸カプセル内視鏡を導入しました。超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診(EUS-FNA)での診断も行っております。
さらに治療は、消化管腫瘍に対する粘膜下層切開剥離術(ESD)をはじめ、胆管・膵臓疾患のステント留置術や結石除去術、胆道鏡なども専門のスタッフがおこなっております。膵石治療については内視鏡治療と併せて2017年度に砕石に使用するESWL装置を最新のものに更新しています。
消化器内科・消化器外科および呼吸器内科・呼吸器外科医が中心となり日々診療を行っています。
当科では、最新の高画素電子内視鏡システムと電子ファイリングシステムを備えております。電子内視鏡および超音波内視鏡検査はもとより特殊検査としては拡大電子内視鏡・特殊光内視鏡(NBI)での診断が可能となっています。最新の経鼻内視鏡システムやカプセル内視鏡を導入し安楽な内視鏡検査に努めております。カプセル内視鏡は今まで観察困難であった小腸をカプセル内視鏡を飲み込むことで、苦痛なく観察できる検査です。2015年度は大腸カプセル内視鏡を導入しました。超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診(EUS-FNA)での診断も行っております。
さらに治療は、消化管腫瘍に対する粘膜下層切開剥離術(ESD)をはじめ、胆管・膵臓疾患のステント留置術や結石除去術、胆道鏡なども専門のスタッフがおこなっております。膵石治療については内視鏡治療と併せて2017年度に砕石に使用するESWL装置を最新のものに更新しています。
消化管異物治療の実績
消化管異物治療の実績はこちらからご覧ください。
対象疾患
腫瘍性病変(がん等)の粘膜切除術
食道・胃・十二指腸や大腸を主に小さながんやポリープを内視鏡的に切除する治療です。粘膜下層切開剥離術(ESD)や粘膜切除術(EMR)などがなされております。特に早期胃がん・食道がん・大腸がんにESDを積極的におこなっております。
食道・胃静脈瘤の硬化・結紮術
主に肝臓に病気のある方に多い食道・胃静脈瘤は破裂すると大出血いたします。それらを特殊なゴムや薬で予防したり止血したりします。
異物の除去術
誤って飲まれた食道・胃内・腸などのおもちゃや硬貨、薬の包装具などを内視鏡で取り出します。
消化管狭窄の拡張術(ステント留置術)
病気に伴う狭くなった消化管の部分を風船で広げて食べ物や便の通過を良くします。場合によりステントという器具を留置することも可能です。
消化管出血の止血術
胃・十二指腸からの出血(胃潰瘍や十二指腸潰瘍など)や大腸からの出血を、薬やクリップなどの治療で止めます。
胃ろう造設術
口から食物をとれない方や誤嚥などをくり返す方には、おなかの皮膚を通して直接胃に管を留置し薬や栄養剤を投与します。鼻からの管に比べて患者さんの苦痛が少ない方法です。
胆管結石の除去術
肝臓や胆嚢につながる胆管の結石を内視鏡を用いて砕いて取り出します。
胆管および膵管ステントの留置術
胆管がなんらかの原因で狭くなると黄疸といって目や皮膚が黄色くなります。また、膵管が石などで障害されることがあります。この場合は狭くなった部分にステントという管を置き症状を改善します。
超音波内視鏡
体外からの超音波検査でわかりにくい場合は超音波内視鏡を行っております。
当科ではこうした検査・治療においてその目的が達成されることはもちろんですが、より安全により苦痛なく内視鏡検査がなされるように努めております。スタッフのみならず他診療科やパラメデイカルとの連携も積極的におこなっています。
内視鏡科には看護師の中に学会認定の消化器内視鏡技師も複数名いますので、患者さん一人ひとりの個別性を生かしたサポートを心がけつつ、安心・安全な検査がなされるように心がけています。
当科ではこうした検査・治療においてその目的が達成されることはもちろんですが、より安全により苦痛なく内視鏡検査がなされるように努めております。スタッフのみならず他診療科やパラメデイカルとの連携も積極的におこなっています。
内視鏡科には看護師の中に学会認定の消化器内視鏡技師も複数名いますので、患者さん一人ひとりの個別性を生かしたサポートを心がけつつ、安心・安全な検査がなされるように心がけています。
医師紹介
影山 富士人(かげやま ふじと)
科部長 兼 第2消化器内科部長
専門分野
肝疾患の診断・治療
胆・膵疾患の診断・治療
内視鏡的胆膵疾患治療
肝疾患の診断・治療
胆・膵疾患の診断・治療
内視鏡的胆膵疾患治療
資格等
評議員:
日本肝臓学会東部
日本消化器病学会
指導医:
日本肝臓学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本内科学会
日本超音波医学会
専門医:
日本肝臓学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本超音波医学会
浜松医科大学臨床准教授
日本がん治療認定医機構 暫定教育医
厚生労働省 臨床研修指導医
評議員:
日本肝臓学会東部
日本消化器病学会
指導医:
日本肝臓学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本内科学会
日本超音波医学会
専門医:
日本肝臓学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本超音波医学会
浜松医科大学臨床准教授
日本がん治療認定医機構 暫定教育医
厚生労働省 臨床研修指導医
略歴
卒業大学名 | 大分医科大学 |
免許取得年 | 平成1年 |
週間予定
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
朝 | |||||
午前 | 上部消化管内視鏡(胃カメラ) 経鼻内視鏡 胃ろう造設術 胆膵内視鏡 |
上部消化管内視鏡(胃カメラ) 経鼻内視鏡 カプセル内視鏡(小腸) |
上部消化管内視鏡(胃カメラ) 経鼻内視鏡 カプセル内視鏡(小腸) |
上部消化管内視鏡(胃カメラ) 経鼻内視鏡 カプセル内視鏡(大腸) 胃ろう造設術 胆膵内視鏡 |
上部消化管内視鏡(胃カメラ) 経鼻内視鏡 胆膵内視鏡 |
午後 | 下部消化管内視鏡 気管支鏡(呼吸器内科・呼吸器外科) |
下部消化管内視鏡 | 下部消化管内視鏡 気管支鏡(呼吸器内科・呼吸器外科) |
下部消化管内視鏡 | 下部消化管内視鏡 気管支鏡(呼吸器内科・呼吸器外科)) |
夕 |
実績
上部消化管内視鏡(EGD) | 3,444件 | |
胃粘膜切除術(ESD・EMRなど) | 34件 | |
食道胃静脈瘤硬化療法 | 5件 | |
下部消化管内視鏡(CS) | 1,740件 | |
大腸ポリープ切除術 | 490件 | |
大腸粘膜切開剥離術(ESD) | 21件 | |
胆膵内視鏡(ERCP) | 384件 | |
経鼻胆石ドレナージ治療 | 84件 | |
胆道ステント留置術 | 148件 | |
胆道鏡 | 18件 | |
気管支鏡 | 227件 |