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診療科・部門

リハビリについて



Q1. リハビリって何ですか?

リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)です。つまり、病気や障がいがあってもその人らしく生きていくという意味があります。当院のリハビリは、その考えにのっとり、日常生活機能が低下した患者さんのトレーニングをしたり、環境を調整することで困りごと(障がい)を軽減する介入を行います。

Q2. リハビリって何をするんですか?

当院では理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が在籍しており、患者さんごとに問題点や困っていることを見つけてトレーニングしていきます。具体的には立ったり、歩いたり、着替え、入浴などの日常生活動作練習を行います。病気によって生じる困りごとは様々ですので、原因となる問題点をみつけて、トレーニングメニューを決めていきます。
小児分野では生まれつきの病気や生まれた後の病気・事故などにより、運動発達がゆっくりなお子さんに対して早期からの発達援助、育児支援を行っています。当院の主な対象は、新生児集中治療室に入院中の赤ちゃんから、就学前のお子さんです。
他にも退院後の生活を見据えて必要な運動・療育のアドバイスやご家庭や環境に合わせた動作の練習を行っていきます。日常生活の困りごとがあれば担当療法士にご相談ください。

Q3. リハビリって痛いんですか?

手術直後からリハビリをすることは珍しくありません。痛みに関しては主治医や看護師と連携してお薬などで軽減する事ができます。また、リハビリスタッフは運動の専門家ですので、痛くないように体を動かすトレーニングを一緒に行っていきます。

Q4.リハビリは効果があるんですか?

リハビリが関わる病気や障がいは多岐にわたります。それぞれに対してリハビリの有効性は報告されています。リハビリを行うことで、できないこともある程度できるようになりますが、同時にできることを見つけてそれがさらに得意になるように関わることを心がけています。
リハビリは対象の患者さんとリハビリを手伝う療法士との信頼関係・協力関係が第一です。お互いの頑張りがより良い効果を引き出します。一緒に頑張っていきましょう。

Q5. 具体的な効果はどのようなものですか?

手術目的に入院された患者さんの場合、なるべく手術の翌日からリハビリを行うことで、術後の寝たきりから離脱することが出来ます(離床といいます)。そして早くから歩行練習を行うことができ、体力を回復し、入院期間を短くすることにつながります。
脳卒中による重度の麻痺でうまく動けない患者さんでも、療法士と協力すれば歩行練習を行うことも不可能ではありません。
抗がん剤治療で入院されている患者さんも運動量をアップさせることで、長期入院による筋力低下や運動機能の低下を軽減させることが報告されています。
呼吸器疾患や心疾患の患者さんにおいても、適切な距離の歩行練習や筋力運動を行うことで、歩行距離・運動機能・心肺機能の向上が望めます。

Q6. リハビリはどうすれば受けられますか?

当院ではリハビリが必要であると主治医より判断された患者さんにはリハビリを行う指示をただき、病状の治療にあったリハビリを行っていきます。
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