グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  お知らせ >  浜松市医療奨励賞を受賞しました。

浜松市医療奨励賞を受賞しました。


浜松市医療奨励賞は、医療の振興を目的として、医療の普及と向上に貢献したと認められる市内の医療機関に従事する医師、歯科医師の個人又は団体に対して授与するものです。
今年度、当院のリハビリテーション技術科(甲山篤代表)の論文「日本語版Coma Recovery Scale―Revisedの開発と信頼性・妥当性の検討」が医療奨励賞を受賞しました。

医療奨励賞の受賞にいたる取り組みと今後の展望について、受賞者代表から以下のとおりコメントさせていただきます。

本邦では意識障害の評価方法としてGlasgow coma scale(GCS)やJapan Coma Scale(JCS)が一般的に用いられていますが、リハビリテーションの現場では既存の評価法では軽微な意識状態の変化を反映できていないのが問題でした。
Coma Recovery Scale- Revised(CRS-R)(2004年Giacino)は臨床的に意識障害の改善を判断する指標として有用であり海外で推奨されていますが本邦では普及していません。今回、当科の北野理学療法士が中心となって日本語版CRS-Rを作成し、実際の症例を通して検討した結果、CRS-Rは信頼性と妥当性があり意識障害の評価法として本邦でも十分に使用可能であることが分かりました。
この評価法を使用することで、意識障害を呈する症例の重症度と回復過程を具体的に評価でき綿密なリハビリテーション計画を立てることができます。今後もリハビリテーション科として急性期病院における医療の質の向上に貢献していきたいと考えております。

この度は名誉ある浜松市医療奨励賞をいただくことになりました。本研究にあたりご協力、ご助言をいただきました皆様方には深く感謝いたします。

リハビリテーション科 甲山 篤