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病理検査室


病理検査室では、生検または手術の目的で採取された組織(臓器)、細胞などを検査材料として、おもに病理組織診断、細胞診断を行う部門です。

病理組織診

内視鏡検査などで採取された組織片や、手術で切除した臓器を、ホルマリン固定、切り出し、パラフィン包埋、薄切(はくせつ)、ヘマトキシリン・エオジン染色(HE染色)を行い、病理標本を作製します。病理標本の作製には、生検材料で約1~2日、手術材料で約4~7日位日数がかかります。その後、病理標本を病理医が顕微鏡で観察し、病理診断(確定診断)をします。検体が提出されてから、病理診断がされるまでには、生検で1~2日、手術材料で4~10日程度かかります。

自動包埋装置

自動包埋装置

ミクロトーム

ミクロトーム

自動染色装置

自動染色装置

HE染色

HE染色

自動免疫染色装置

自動免疫染色装置

自動特殊染色装置

自動特殊染色装置

ディスカッション顕微鏡

ディスカッション顕微鏡

術中迅速診断・標本作製

手術中に提出された組織の組織型分類や、転移の有無などを確認するため、特殊な包埋剤を用いて凍らせ、薄切、HE染色を行い、術中迅速標本を作製します。検体が提出されてから、標本作製、病理診断がされるまでに、15分を目標にしています。診断結果は、病理医が手術室の執刀医に報告します。この結果により、術式や治療方針が決定されます。

細胞診断

パパニコロウ染色

パパニコロウ染色

喀痰や尿などの検体や、針で腫瘍部位から細胞を採取したものをスライドガラスに塗り、95%アルコール固定、パパニコロウ染色して標本を作製します。標本は細胞検査士が顕微鏡でスクリーニング(正常細胞から逸脱した異常細胞を見つける作業)チェックを行い、病理医が問題となる細胞を観察して最終診断します。組織診断に比べて、検体採取の点で、患者さんへの負担(痛みや侵襲)が少ないのが利点です。

病理解剖業務

臨床診断の妥当性、治療効果の判定、直接死因の解明、合併症や偶発病変の発見などを目的に解剖が行われ、病理検査技師はその介助を行ないます。介助の内容は主に、臓器写真撮影、臓器摘出、臓器固定、縫合などの業務です。

カンファレンス

毎週、婦人科・乳腺外科・消化器内科・消化器外科・呼吸器内科・呼吸器外科・形成外科の症例を、各科臨床医・病理医・検査技師で、画像情報から組織・細胞診断に至るまでの検討会を行い、患者さんの治療方針に活かされています。また、病理解剖診断された症例を月1回CPC 症例(臨床病理検討会)として、病理医、臨床医、専修医、研修医、検査技師、看護師などの参加のもとに報告・検討会を行っています。

病理検査室の環境について

ホルマリンや有機溶剤を使用するため、部屋自体の自動換気や、専門的な換気装置を使用し、作業環境を整えています。また、ホルマリンは中和後廃棄、有機溶剤の廃棄回収を行っています。