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化学療法科

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特徴

がん治療のなかで、化学療法(抗がん剤治療)は、手術・放射線治療とならぶ中心的な位置づけのひとつです。最近では、使用する抗がん剤の開発・臨床応用が目覚ましく、分子標的製剤をはじめとした優れた薬剤が数多く臨床に使用されるようになり、良好な治療成績を示しています。同時に支持療法の進歩や医療制度の変遷に伴い、化学療法は入院から外来にシフトしています。

当院では、がん化学療法は入院患者のみなさまは各診療科で実施していますが、退院となり、外来通院で化学療法を行う患者のみなさまについては、外来化学療法室で治療を行っています。化学療法科では、主に外来化学療法室の管理・運営を行っています。

外来化学療法室について

外来化学療法室では、2009年に13床からなる化学療法室を増築して以来、連日多数のがん種を対象に外来化学療法を行っています。治療件数は、年々増加しており、2011年度には月平均350件(年間4200件)の治療を行っています。対象疾患は、多岐にわたりますが、乳がんと消化器がんが多いのが特徴です。また、数時間にも及ぶ点滴治療を少しでも快適に受けていただくために、点滴用のベッドは完全予約制で、スペースを従来より広くとり、空調整備も整え、治療時間を過ごすためにベッドごとにテレビを設置しています。化学療法は、各診療科の医師の処方せん発行から点滴治療修了まで、外来化学療法室のスタッフにて管理し、安全・安心な治療を提供しています。抗がん剤は専任薬剤師が調剤することで、薬に関する安全性が向上します。化学療法の開始から専任看護師が看護にあたりますので、より快適にそして安全に治療を受けていただけます。しかし、保険の規定により新たな料金負担が生じます。一回の使用毎に保険自己負担額が1割の方で約600円、3割の方で約1800円となります。化学療法における快適な環境と安全な治療を提供できるように、料金負担額分につきご理解とご同意をお願いします。質の高い化学療法は、職種の枠を越えたチーム医療の上に成り立つものです。増加し続ける外来治療を安全かつ効率的に行う仕組みを整え、さらに副作用・合併症を最小限に抑えられるよう、多職種のスタッフが一丸となって努力を続けています。患者のみなさまに安心して治療を受けていただくために、さまざまな取り組みを行っています。

レジメン登録と化学療法の実施について

各診療科では、事前に化学療法の治験計画(レジメン)を登録します。登録時には、レジメン審査委員会で、医師、看護師、薬剤師など多職種のメンバーで検討します。その中では、補液や制吐剤などの前投薬の使い方や、診療科や疾患によって異なるレジメンの整合性をチェックしていきます。実際の化学療法の施行の時には、診療科と疾患ごとに登録されたレジメンから選択することで、安全性の管理を行っています。患者のみなさまが化学療法室に入室したときには、入院のときと同じようにバーコードを発行し、薬剤師によって調剤されたそれぞれの薬剤を照合することで認証を行っています。

外来化学療法室の実施件数と診療科

年度    2008    2009    2010    2011
実施件数(年間)    2,105件    2,244件    3,597件    4,239件
(1日平均)    8.4件    9.0件    14.4件    16.9件

外来化学療法室のスタッフ

看護師 8名(がん化学療法看護認定看護師1名)

がん薬物療法認定薬剤師 1名

事務 1名

外来診療担当医

外来診療担当医表はこちらです

 

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医師紹介

化学療法科長兼 血液科医長  重野 一幸 (しげの かずゆき)

専門分野

血液内科 造血器腫瘍に対する化学療法

資格等

 

日本内科学会 認定内科医 総合内科専門医・指導医

日本血液学会 血液専門医 血液指導医

日本臨床腫瘍学会暫定指導医

日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

略歴

1994年 3月 浜松医科大学卒業
1994年 4月 浜松医科大学附属病院
1995年 6月 聖隷三方原病院
1997年 4月 浜松医科大学医学部 第3内科
2012年 4月 浜松医療センター

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