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院長挨拶

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浜松医療センター院長 小林 隆夫

写真:浜松医療センター院長 小林

 このたびは、浜松医療センターのホームページにアクセスしていただきまして、ありがとうございます。

 昨年は3月11日の東日本大震災とそれに引き続いて起こった福島第1原発事故に端を発し、「想定外」という言葉が当たり前のように使われた1年でしたが、病院に「想定外」はあってはいけないものと思っています。常に先見の目をもって物事を想定することが危機管理にとっていかに大切であるのか実感させられた1年でもありました。

 日本の政治経済は引き続き混迷を深めていますが、浜松医療センターの本年は、昨年以上に「劇的に変わる年」と位置付けております。本年は病院機能評価Ver.6.0の取得と公益財団法人への移行準備という大きな仕事を控えておりますが、本年も昨年同様、病院目標を以下のように掲げ、これらの実現に向けて尚一層全員で取組む覚悟です。

  1. 安心安全で信頼できる質の高い医療の提供
  2. 医療連携と医療情報発信による更なる地域への貢献
  3. 情報の共有化と業務の効率化による経営改善
  4. 人間性豊かで有能な医療人の育成
  5. 職員満足の向上のための職場環境の整備

 昨年の目標は「笑顔で挨拶、明るく、元気」を合言葉に、職員一人ひとりが接遇を徹底すること、および「和と協調」でしたが、今年は「6S活動(整理、整頓、清掃、清潔、躾の5Sプラス節約)の徹底」および医療安全全国共同行動の目標Sである「安全な手術・WHO指針の実践」を大きな目標にしたいと思います。「接遇の徹底」と「和と協調」は引き続き実践していきますが、これらを実践することは、すなわち、病院機能評価Ver.6.0へと繋がっていくことになり、さらには「安全・安心な、地域に信頼される病院」という理念に叶うことになるのです。 

 今まで以上に市民に信頼される病院を目指す所存でございますので、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 

 浜松医療センターは、浜松医科大学関連教育病院であるばかりでなく、地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院でもあり、先端医療技術センターや健診センターも併設し、高度な機能を有する606床の病院として、救急・災害医療をはじめ小児・周産期医療など地域で必要とされる公的な事業を行っています。本年も新旧交代となって来られた医師共々、これらの領域を強化していきます。 

 浜松医療センターは、開放型病院として診療所の医師が病院の医師と共同して診療にあたるオープンシステムを取り入れており、診療所・病院、さらには浜松医科大学との深い連携のもとに、時代のニーズに応えた最新・最善、かつ安全な、患者第一主義の医療を浜松市民に提供することを目指し、また市民の健康増進や疾病予防にも努めてまいります。 

 浜松医療センターは、何よりもインフォームドコンセント(説明と同意・理解)の徹底により、患者の皆様の立場を尊重した医療に努力し、浜松市民に開かれた、安心して医療を受けられる病院でありたいと思っております。そのためにはすべての職種の専門家が、一人ひとりの患者の皆様ごとに有機的に連携・協力していかなくてはなりません。日進月歩の医学医療に関する調査・研究や教育・研修を怠らず、職員一同日々努力を惜しみません。 

 最後に、患者にやさしい、安全・安心な、地域に信頼される病院を目指して、公的な事業使命を果たすべく、効率の良い健全な病院経営を行うために職員一同一致団結して努力する所存でございますので、引き続き温かいご支援をお願い申し上げます。 

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